まちゃまちゃのケースに学ぶ過払い金請求の仕組み

過払い金返還の期限が迫っています。グレーゾーン金利が存在していたのは約10年前なので、10年以上経つと過払い金請求が難しくなるからです。

具体的な例として、TV番組でお笑い芸人のまちゃまちゃさんが過払い金請求をするという企画がありましたので説明します。

過払い金の仕組み

そもそも過払い金とは、借りたお金に対し払いすぎた利息のことで、その払いすぎた利息を消費者金融に請求すれば、過払い金として返還してくれるというルールです。

まちゃまちゃという女芸人さんが借りた額は160万円。それに対して返済した額は165万2839円。この返済額のうち、いくらが過払い金として返って来るのでしょうか。

まずは弁護士から過払い金請求をする際のもっとも重要なポイントが確認されました。

完済したのはいつ頃か覚えていますか?

この質問の意図は過払い金請求にも期限があるからです。消費者金融との最終取引日から10年経つと過払い金請求はできなくなってしまうのです。

まちゃまちゃさんの場合、芸人の仕事だけでは稼げずアルバイトも並行して行っていたものの、毎月の手取りは10万円程度。約5万円の家賃を支払うと、残りから食費、光熱費、携帯代を支払わなければならずいっぱいいっぱいの状態に。

そして、両親が芸人になることを反対していたため、親を頼ることができなかったのも背景にあります。そこで目を付けたのが消費者金融だったのです。

ま「稼げない自分にポンと貸してくれるところがある。あまりの手軽さに『えー?』思った。」

その後、生活費に困ったときには財布代わりに少額の借金を積み重ねていったそうです。

ま「消費者金融のビルに入るまでは『ちっ、また借りるのか』とすごく嫌な気分。でも、借りたものなのに目の前のいろんなものが賄えるから、どんどん感覚がマヒしていった。」

そしてA社の限度額がいっぱいになり、もうお金を借りれない状態だったまちゃまちゃは… ついにB社でも専用のキャッシングカードを作りお金を借りました。そして、B社から借りたお金をA社への借金返済へと回しました。こうして、誰もが陥る借金の落とし穴へとはまっていくことになるのです。

さらにB社の借金が増えてくるとA社から借りて返済するなど、泥沼の自転車操業を続けていました。行ったり来たりです。もう、この負の連鎖を自ら断ち切ることはできなくなっていました。

どうして返済額の方が大きくなるのか

果たして160万円の借金に対して、7年間で利息を合わせて総額いくら返済していたのでしょうか?

実に165万2839円です。借りた額より利息のほうが多いんです。なぜ利息だけで膨大な金額になったのでしょう?

その理由は、実質利息が29.2%で借りていたためです。

当時はこの高い金利がまかり通っていました。しかし、消費者金融から借金による借金苦や自殺が社会問題になり、2006年最高裁の判決により、適法な利息が18%に改正されました。

この法改正で、消費者金融との最後の取引が10年以内であれば18%の金利で利息を計算し直して請求できることになりました。つまり過払い金とは、

借金x過去の金利(29.2%)-借金x現在の金利(18%)=過払い金(利息の差額)

まちゃまちゃさんの過払い金総額は83万8315円。しかし請求する場合には、もっと多くの金額を請求することができるんです。

過払い金の詳細

消費者金融AとBに対し、過払い金83万8315円を持っているわけですが、これは本来払わなくてもよかった金額です。本来はまちゃまちゃさんのお金として、まちゃまちゃさんのもとになければならないお金だったんです。

つまり、まちゃまちゃさんから消費者金融に対して過払い金分を貸していたのと同じ意味になるということ。立場逆転です。

この利子を年5%の利息を付けて請求することが可能になります。まちゃまちゃさんのケースだと過払い金請求期限のギリギリである10年のため、10年分5%の利息が付くと計算すると、総額124万3590円返って来ることになります。

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